1年くらい毎日トイレ掃除したら確かに収入が増えたので、理由を考えてみる

「トイレ掃除をすると収入が増える」という言葉をよく聞く。

何でも、烏枢沙摩明王（うすさまみょうおう）なる神様が邪気とか不浄とか良くない諸々を焼き尽くし、結果として金運が上昇するらしい。

僕は前職を辞めて暫く無職だった時、退屈しのぎにトイレ掃除を毎朝行っていた。

この習慣は、仕事に就いて1年くらい経つ今でも続いている。

（行う時間帯は夜寝る前になったが）

トイレ掃除は気持ちがスッキリするし、少なからず金運が上がるといいな、という期待もあったと思う。これだけ収入が上がると言われているのなら、実際やってみれば何かしら自分の中で変わるものがあるのだろうと。

現在は、不安定ながら前職より高収入な仕事に就いている。

最近は個人的に行っていた業務（マクロやツールの作成）が認められ、月収が数万増えた。倹約しているので貯金も前職を辞めた時よりずっと多く貯まっている。

特に資格を得たとかスキルアップしたとか出世したとかでは無いのだが（プログラミング言語のJavaScriptとPythonにはちょっと詳しくなった）、確かに収入は上がっているのだ。

これについてはやはり、トイレ掃除を続けた事が大きいと捉えている。

実際に烏枢沙摩明王なる神様が金運を上げてくださっているのなら、それはそれで素晴らしい事だと思うけれど、ここではトイレ掃除を起点として何が収入アップに繋がったのか考えてみる。

・生活全般に掃除の習慣が行き渡った

トイレ掃除を暫く続けたら、徐々にトイレだけでは飽き足らなくなってきた。

脱衣場、リビング、自室など、とにかく色々な場所をしたくなる。

特にキッチンはよく掃除するようになった。

キッチンが綺麗だと料理も捗るので、自然と自炊を続けるようになった。

自炊が続くと当然食費も浮くので、お金が貯まる。

・思考が以前より整理されるようになった

部屋やデスクは汚い方がクリエイティブになれる！という意見をよく聞くが、特にそうは思わない。周囲を見渡しても、そういう仕事で高いパフォーマンスを発揮している人は、綺麗な人の方が多いのでは？と感じる。

トイレ掃除を行う⇨他の場所も掃除する⇨綺麗になった箇所を整理したくなる

という過程を経ると、何でも整理する癖がつき、物事に対する優先順位とか重要度とかをじっくり考える余裕が生まれる。結果として、お金に繋がりそうな事に積極的に取り組めるようになるのではないか。

半年くらい前には格安SIMに乗り換えた。知っていても何となく面倒がってやらなかった前職時代に比べると大きな進歩である。

・多少なり自信がついた

毎日継続できているものがあると、それは結果の良し悪しに関わらず自信になる。

子供時代何でも3日坊主になっていたような人は特にそうだろう。

自信や余裕があると、周囲の情報が認識しやすくなる。コミュニケーションも円滑になる。

こんなところだろうか。

どちらかと言うと無駄な支出が減った方がメインで、収入が増えたのは偶然といえば偶然な気もするのだが、そこの所どうですか神様。

僕は今日も明日も当然のようにトイレ掃除をするだろう。

もはや歯磨きと同じで、やらないと気持ち悪くて寝れない体質になってしまったのだ。